今日は耐震診断の計算書作成をしていました💻
耐震診断の方法をざっくりお話します☝️耐震診断ではまず、建物の床面積から必要な耐力数を算出します。それから、今建っている建物の耐力がどれくらいあるのかを計算していきます。
図面を起こした後、耐力壁に番号を振っていきます。耐力壁とは、柱と柱が60cm以上離れていて、柱同士が梁と土台で繋がっていて、基礎の上にある壁のことを指します。例えば、柱と間柱の壁、上部が梁と繋がっていない、土台の下に基礎がないなど、これらは耐力壁とみなされません🙅♀️
そして次に、番号をふった耐力壁が何でできたどんな壁なのかを記入していきます。例えば外壁材が角波鉄板、内装側は石膏ボードのクロス仕上げ、中には筋交が通っている90cm幅の壁…という具合に☝️壁に使われる材料には耐力係数というのが決められているので、その係数を使って計算していきます。これを耐力壁全て行い、後は壁の量や位置のバランス、劣化度を考慮して計算結果を出します。
これ、より正確な数値を出すためには図面が不可欠です。家って、建ったら見えない部分が多すぎますね😅筋交なんて図面に記入がないとわかりません。材が図面と違う位置に入ってた!なんてことも多くあります。基礎伏図も同じく、無い場合は開けてみないとわかりません💧
先日のブログに書きましたが、今回は図面がありません。当時建売住宅だったそうで、登記などの書類は残してあったみたいですが図面は記憶にないそうです。というわけで、こんな感じかな…と概算での診断業務にかかっています😅もし実際に耐震補強工事をすることになったら調査も申請も大変だな〜なんて、正直思います💧これじゃ正確な値が出せません💧
では耐震診断は不要?と言われたら全くそうではなく。かなり不利側で計算しているとはいえ震災時の古い建物の倒壊、損傷率はかなりのものですし、住んでいる建物の強さの目安を知るのは大切だと思います。
あとは新築時に耐震等級をどうするか問題もよくありますが、耐震等級3の建物と、2や1の建物では大地震の際の倒壊確率は目に見えて違います。これは既に統計が出ている話なので、耐震補強という考え方はいざというときの人命を守るためには本当に大切なことです😌
でも予算もあるし…なかなか難しいのも体感してます😅作り手としてはより良いものを勧めたい一心ですが、何にしろ住む人の納得ラインを探して決定していくことが不可欠ですねぇ🤔今回も今住んでいる建物への想いがあって市役所にご相談された方だと思うので、耐震補強工事をするしないは別として、出来る限りの提案はしてあげたいです。
インスタに書いたので詳しくは割愛しますがエアプランツと流木のアートを譲っていただきました💕
和に合う、ナチュラルに合う、リゾート系ホテルライクにも合う☺️インダストリアルにも、この無骨な感じが意外に合うかも?あ、サーファーズハウスにも…合う?合うのかな?サーファーズハウスはコーディネートしたことないのでわかりません😂
水晶浜の流木を使って、敦賀の女性が作ったという背景もいいなぁと個人的には感じています。そういったコトを大切にしていきたいなと、コロナ禍をきっかけにより強く思いますね☺️
モノは、インターネットを使えば簡単に安く買えます。でもそんな買い物って、悪くは無いけどあんまり楽しくないんですよね👋やっぱり人と買う、コミュニケーションをとって買う、モノの背景に惚れ込んで買う…そんな、買った時の思いが残るようなお金の使い方をわたしはしたいなと😊だから最近、結構地元のお店で買い物する機会が増えています。
提供したいと考えている家作りも、モノの良さとこだわりは去ることながらコトの方も重視しています💡コミュニケーションをとって、信頼が生まれて、住む人が本当に求めているものを作り上げる🏠工事が終わった後も、ここはこだわって良かったな♫ここはこうしても良かったかも?この時こんな話をしたな〜…なんて、お互いに思い出せるような、コトを提案する。コトを売る人でありたいです✨