今日は朝のメールチェックで、待っていた耐震診断依頼が届いていることに気がつきました。先週、知り合いの工務店さんから指名いただいた物件です🏠なかなか依頼が来ないなぁと気にしていて事務所協会の方に問い合わせたら、市役所で止まっていたそうで。そこから即対応いただけたみたいでした🙇♀️❣️
早速、来週お伺いすることになったので今日はその準備を。いつもの耐震業務だとお伺いしてから図面を受け取るか、図面が無く即興で書くパターンのどちらかなのですが…今回は補強工事をする方向でのお話なので事前に図面をいただいてます😊ということで来週は書いた図面と相違が無いかをチェックすることになります。
ただ、ざっと図面見ただけでも耐力壁が少ない💦平屋なので計算自体は楽だと思いますが、なんせ壁量不足は間違い無いだろうなと。となると新壁を追加していくことになるので…外壁を触るという話をしていたはずなので、外側から入れるか?はたまた中も必要か?考えながら建物見せていただきたいと思っています🤔
昭和56年以前の建物が耐震化促進事業の対象になっていて、ここが日本の建物の耐震性ボーダーラインになっています。昭和56年以降の建物は新耐震基準が適用されているため工事しやすく、補強工事も割と容易いのですが、ある程度大掛かりなスケルトンリノベをするなら昭和56年以前の古い建物を選んだ方が補助金がもらえる点で有利です。
ということで、もし中古物件を取得してリノベーションを考えている場合、大きな額を借り入れて間取りから変えていくのであればあえて古い建物で性能向上&耐震化するのは良い方法でしょうね😄逆に住みながらの工事や、手持ち資金でリフォーム工事していきたいなどの事情がある方は少し新しい建物を、少しずつ直していくのがお勧めです。ひとくちにリノベ、リフォームと言っても方法は様々ですね。
なにより、コスパ・タイパなどに注目している今のZ世代が住宅取得世代になる頃には中古取得してのリノベや、実家リノベなどが増えていくのではないかとわたしは思っています。やり方に寄る部分はありますかここ数年リノベやリフォームばかりを手掛けてきた私たち自身、新築よりもコスパの良さを感じます。物価が上昇した近年となると、尚更です。
ということで耐震補強に今後もアンテナを立てていきたいなと思っています📡最後に福井県の耐震改修事業についての市役所リンクを添付して終わります☺️
https://www.pref.fukui.lg.jp/doc/kenchikujyuutakuka/mokuzoutaishinkaisyuu.html
カンナさん、今日はよろしくお願いします。売主さんが「え~っ!あの家に住むんですか?」と仰天した物件、なぜ取り壊さないか理由もご理解いただけるとうれしいです。
市の耐震工事予算は底がつきつつあるそうなので、市役所で「留めて」置きたかったのかも。
ま、いろいろ。
今、コメントに気がつきました!お伺いした際に直接御礼を言えず、大変失礼致しました。わたしは壊して建て替えることが最善ではないと考えています😊素敵な建物に生まれ変わらせましょうね❣️コメントありがとうございます😊どうぞよろしくお願いします☺️
(本名や町名を記載いただいていたのでこちらで削除させていただきました!)